昨日のブログを読み返していて、ふとそんなことを以前私が勤めていた外資系企業の日本支社長が言っていたのを思い出しました。

典型的な日本企業と比べて欧米の企業ならかなり自由な社風があり、出退勤時間や休暇など自分で好きなように決められるところが多くあります。また給料も日本企業より高いところが多いはずです。ただしその一方で、仕事の成果に対しては厳しい要求があり、求められていることを達成できないと大幅に減給されたり、あっさりクビになったりするのです。

ところがですね…。日本にある外資系企業は日本の労働法で守られているため、欧米と違い、社員の給料を大幅減額したりクビにしたりすることは簡単にはできません。なので日本にある外資系企業の社員は双方のいいとこだけを取ろうとすることがよくあるのです。もちろんその反対に双方の悪いところだけを取る(不運な..)人もいますが少数派でしょう。

双方の国の祝日を休む人もいるそうですね。(その逆の人もいますが。)

但し、いつまでもいいとこ取りができるわけがありません。私が知っている話を聞く限りは、やはりどこかで勘定が合うようになっている気がします。