私が最近よく行く店のオーナーから聞いた話です。

最近、ネット予約が増えてきたことに比例して、ドタキャン、つまり予約ギリギリになって突然キャンセルする人が増えてきたそうです。キャンセルしてくれるのならまだマシで、キャンセルの連絡すらなく来ない悪質な人も多いということでした。先日なんて20数名の団体予約があり、その前日に確認の電話を入れたところ、「あっ。それ、キャンセルで。」とあっさり言われたそうです。

以前なら考えられません。

もちろんドタキャンや来ない人がいなかったわけではありません。でも今よりずっと数が少なかったことは確かです。

どうやら、ネット時代になり、予約システムで簡単に予約できるようになったことの裏返しらしいです。ネットで気軽に予約すると、キャンセルも気軽になってしまうのかも知れません。また、電話や対面で店の人と話して予約するのと、まったく話もせずに予約するのとでは、予約の重みが違うのもあるでしょう。一度でも店の人の声を直接聞いたのなら、少しはキャンセルしにくくなるはずです。しかしネットで機械的に予約してしまうと、そんな感情すら沸かないものです。

一応予約システムではキャンセル料を請求できることになっているものの、それを実際に使っている店は稀だそうです。

店にとっては大打撃です。何らかの形で防止する策が必要だと思います。