帝国データバンクが出した2022年のデータによると、日本で女性社長は全体の8.2%だそうです。1990年は4.5%だったので、これだけ見るとこの30年で飛躍的に伸びたと言えます。

そのしかし内訳は、同族、つまり親から引き継いで社長になった人が50.7%、自分で創業して社長になった人は35.2%なので、サラリーウーマンとして入社した企業で出世して社長になった人は非常に少ないことがわかります。また上場企業で見ると女性社長は1%しかいません。

一方米国はどうでしょう?
こちらは信頼できるデータがイマイチないのですが、ざっと調べたところでは全体の25%程度だそうです。ただ、大企業上位500社だけで見ると5%だそうなので、日本と同様、企業内で出世して社長になる人が少ないことは確かです。米国ならこの何倍もいそうな気がしますね。でも思ったほど多くないようです。

日本、米国とも原因は沢山あるでしょう。いずれにせよ、最低でも米国並みに日本で女性社長が増えれば世の中大きく変わるような気がします。