まあ、「敵」というのは大げさですね。

先日同業者から、最近のGoogleはホームページを使うユーザの利便性を非常に重視するようになってきたので、必要以上に英語が使われている日本語ページはマイナス評価になるということを聞きました。私が知る限りでは、まだそれほど大きく影響していないようですが、今後は確かにそうなってくるかも知れません。

例えばページ名で「会社概要」ではなく「Company」「Corporation」などと書いてあるホームページを散見します。単に会社概要ページの背景として使われているのならともかく、意味もなく、カッコいいというだけの理由で「Company」にしているのは、決して日本のユーザにとって利便性が高いとは言えません。「会社概要」と書いてある方がわかりやすいでしょう。

会社によっては、トップページにあるナビゲーションがすべて英語、つまり「ご挨拶」「製品案内」「会社情報」「沿革」の代わりに「Greeting」「Products」「Company」「History」になっているところもありますね。日本語ホームページなのにナビゲーションだけ英語なのはユーザにとって不便なはずです。

Googleがユーザの利便性を重視していることを考えると、今後は上記のようにナビゲーションを装飾目的で100%英語にしているホームページが不利になる可能性は大いにありそうです。