先日、大阪随一の老舗名門ホテルであるリーガロイヤルホテルが米国系ホテルと提携することが決まり、大きなニュースになりました。単なる業務提携なのか買収されて傘下に入るのかは知りませんが、これまで独立系だった老舗ホテルにとって大きな方向転換といえます。

コロナ以前から日本の大手ホテルは、どこもインバウンド客の取り込みに必死になっていました。日本国内は少子高齢化が進む上にデフレが続く中で、外国からのインバウンド客に期待するのは無理もありません。オリンピック特需もありました。そしてその頃から、外国の高級ホテルが日本に相次いで進出してくるようになり、同時に日本のホテルが外資と提携するようになりました。

私の勝手な想像ですが…。
元々ドメスティック色が強かった日本のホテルビジネスは、外国からの集客に弱いのではないでしょうか?東京などの一流ホテルでは最初(1964年)の東京オリンピック以来、海外客を頑張って取り込んでいるとはいうものの、それはごく一部の話であり、やはり大半は国内専門だったはずです。それ時代が変わり状況が変わり、さらにコロナで空前の大打撃を受け、非常に厳しい状態になったわけです。そして回復に向けて大きなカギとなるはずのインバウンドを海外から取り込むためには、元々国内しか向いていなかった自社だけの営業力では明らかに力不足なはずです。

これはホテル業界に限ったことではありません。色々な業種で今後は海外需要の取り込みが大きな課題になってくることは間違いなさそうです。