パソコンより前の時代、机の上に書類の山があると仕事をやっている感があったようです。書類を積み上げて、「俺は仕事を沢山やっているんだ。」「俺は忙しいんだ。」という雰囲気を出していたのでしょうか。それがステイタスになっていた感もあります。

もっとも私の場合はパソコンより少し前の時代に社会人になりましたが、最初は銀行に就職したため、机の上に物を残して帰るのは厳禁でした。お金や小切手などが埋もれていては大変です。そのことは今でも正しかったと思います。

それがパソコン、ネット、クラウドの時代になり、世を挙げてペーパレスが推進されるようになりました。それを考えると机の上にある書類の山は仕事ができない人の象徴になりつつあるはずです。しかしその一方でいまだに紙でのやり取りが大量に残っているのも事実です。会社によってはまだ書類の山があるところも実は多いのではないでしょうか?

実際問題として、いつの時代でも書類の山を置いておくと、その中に重要なものが紛れ込んだり無くなったりするリスクは高いでしょう。それを探すために費やす時間も馬鹿にならないはずです。

やはり時代はどう変わっても、ペーパレスになっても紙の書類をしつこく使っていても、机の上に書類の山があるのはご法度だと思います。