60年前までは「日本製=劣悪」が世界の常識だったそうです。それが戦後の大復興で日本が素晴らしい工業製品を作るようになり、「日本製=高品質」が世界の常識となったのはものすごいことだと思います。

そのためか、日本では「日本製=高品質、他国製=劣悪」という偏見が強いような気がします。もちろん実際は違いますね。

先日、日本を代表するスポーツメーカーのスキーグローブの品質がとても良いために当然日本製だと思ってラベルをみたところ、中国製でした。恐らく、非常に厳しい現場指導と検品があるのでしょう。本当にびっくりするくらいの質の高さでした。

その一方で、同じ日本の(別の)スポーツメーカー製品で中国製なのに、とても劣悪な製品もあります。

同様の例はたくさんあるのではないでしょうか?

結局のところ、クオリティの高低は製造する国ではなく、その商品を企画し、発注し、検品する会社に依存するのかも知れません。