まあ当たり前といえば当たり前なのですが…。
しかし、そうは言っても関東圏では通勤片道2時間という人もざらにいます。そうすると毎日4時間を通勤に使っているわけです。1日24時間で睡眠が6時間とすると18時間しかないのです。そのうち4時間を通勤というのは、いかがなものでしょうか?

もちろん郊外の方が家を買うのも借りるのも安いものです。しかし、例えば年収500万円の人なら時給は2,500円、つまり毎日通勤で1万円分使っている換算になります。年間で250万円の「出費」と言えます。果たしてその価値があるのでしょうか?

さらに通勤時間が長いと、当然ストレスにもつながりますし、身体的にも疲れが出てきます。若いうちはいいものの、年を取るにつれ、その負担は倍増します。からだを壊す確率も高くなるでしょう。

費用、収入、勤務条件などを多少譲歩してでも、家から近い会社を選ぶこと、逆に会社から近い家を選ぶことは長期的に大きなプラスになると思います。