会社近くのよく行くレストランで聞いた話です。

昼時にはいつも満杯になる店が珍しくすいていたので、「やっぱり雨が降ると少ないですね。」と言ったところ、「そうなんですよね。キャンセルも昼夜とも結構あるんです。」とのことでした。

確かに、雨が降ると客足が少ないのは理解できます。外に出る時に雨が降っていると「今日は近場で済ませよう」とか、「面倒なので出前を頼もう」とか思うのは仕方ありません。

しかし、予約したものを平気でキャンセルするのは、ちょっと私としては信じがたいのです。

予約というのは約束ですよね?大震災レベルならともかく、雨が降ったくらいで友達との約束をキャンセルしますか?会社や学校を休みますか?ビジネスのミーティングをキャンセルしますか?

レストランの予約は店にとっては大切なビジネスです。お客さん側も本来なら「会社に行く」とか「顧客を訪問する」とかと同じくらいの大切なことであるべきなのです。それを緊急事態ならともかく、雨が降ったくらいでキャンセルするのはいかがなものでしょうか?

数か月前に、オンラインで予約した人は簡単にキャンセルする人が多いことは書きました。しかし実はオンラインだけでなく、予約そのもの、約束そのものを軽く考える人が多くなっているのかも知れません。