チェーン店のコーヒーショップでエスプレッソを買うとき、そのシングルとダブルの価格が50円しか違わないことに気づきました。シングル380円、ダブル430円です。量が二倍なので店によっては値段も二倍になるところもあるのですが、ここは50円しか違わないのなら、ダブルを選ばない手はありませんね。
考えてみたのですが、つまりコーヒーの値段って豆の値段ではなく、場所代と人件費なのでしょう。渋谷の一等地なら場所代も高額ですが、やはりコストで一番大きいのは人件費だと思います。次いで場所代、光熱費…などがあり、それから豆代なのかも知れません。そうするとカップの中身が増えても場所代、人件費はまったく変わらないのだし、販売価格が50円しか違わないのは計算的には合理的な気がします。
そういえばペットボトルの水も同じです。コンビニなどで500mlペットボトル水と2,000mlのものが両方とも100円ということがあります。これも材料費ではなく、場所代、人件費、輸送費…などがメインであることを考えれば、量の差が値段に出てこないのは納得できます。恐らく量が4倍になっても材料費はほとんど変わらないのでしょう。
価格設定方法は業種によってさまざまですが、色々考えてみると面白いものです。