これはビジネス書でも偉い人の話でも意見が分かれるところだと思います。「人は見た目じゃない」「中身が大切だ」というのはよく聞きますし、中には、「第一印象が悪く、そのあとで意外性を見せた方が印象に強く残る」という人もいます。まあいずれも事実でしょう。
しかし私としては、やはり第一印象はとても大事だと思うのです。もちろん最終的に中身で勝負すればいいとしても、第一印象が良い方が圧倒的に有利なことは確かです。就職の面接で時間が数分しかなのであれば第一印象がすべてですし、飛込み営業だって会った瞬間で相手に判断されてしまうので、第一印象が悪ければ門前払いです。面接などでも同じです。
私は先日集団面接会に行った際に1時間で10人以上の人と会いました。その中で、やはり会った瞬間に好印象を感じた人とは長く話しましたし、逆に印象が悪い人とは手短に話して切り上げました。面接する側なら、多くの人が同じはずです。
第一印象を良くするために上等なスーツを買ったり髪型を整えたり…と、もちろんそれだけではダメですが、他の条件が同じならあとは第一印象が絶対に重要なので、できる限りのことはやった方がいいと思うのです。