わからないことがあればすぐに他人に聞く人と、すぐに自分で調べる人がいます。どちらが良い悪いということはありません。傾向としては前者は年配者が多く、後者は若者が多いのですが、一概には言えませんね。私の近辺にも年齢にかかわらず両方のタイプがいます。

私が子供の頃、いや社会人になりたての頃はまだネットもスマホもなく、多くの場合、すぐに調べることは無理でした。何かを調べようとすると、手元に最適な参考資料がある場合以外はとても時間がかかることでした。なので先生、先輩などからも「無理に調べようとするな。時間の無駄だ。」「聞いた方が早いだろ。」などと言われたものです。もしかしたら年配の人は、その時代に身に付いた習慣が残っているのかも知れませんね。

一方、今の時代なら多くのことは手に持っているスマホを使って瞬時に調べることができます。さらにこれからAIの時代になり、検索では難しかった漠然としたことなども簡単に調べることができるようになってきます。

人に聞くことは否定しませんし聞ける人を持っていることは大切なことです。その一方で、やはり今の時代、大抵のことは人に聞くことより手元にある便利なツールを使ってすぐに調べることの方に軍配が上がるような気がします。