今日、街中のハンコ屋さんでそんな貼り紙を見て、「あっ!」と思いました。そんな商機もあるのですね…。
この10月からインボイス制度がスタートし請求書か領収書に会社ごとの番号を載せることが義務化されたため、多くの会社や店舗が請求書の形式変更を余儀なくされました。もちろん大半はパソコンやクラウドで作成しているためにテンプレートを一度変更するだけで対応できますが、個人商店などで手書きの領収書を出しているところは、都度番号を手書きする必要があるわけです。なので、ゴム印を作っておけばその手間が省けるのでしょう。
しかしこれでは一時凌ぎになっても根本的な改善や解決にはなりません。そもそもDX時代に大きく逆行しています。どんなに小さなな個人店舗でもこれらの作業を機械化する方が大抵は効率的ですし、今のうちに機械化しておかないと、次に施行される電子帳簿保存法にも対応できません。
インボイス制度は、多くの人、いやほぼ100%の人にとって手間が増えて迷惑しているものの、これをチャンスと捉えて思い切って機械化を進めておかないと、いつまで経っても取り残されることになってしまいます。