そんなこと、誰が決めたのでしょう?
統計的にどうかは不明ですが、私が知っている限りはそんな決まりになっている会社が圧倒的に多いような気がします。特に大企業は多いでしょう。
今日、銀行ATMの前を通ったら長い行列が出来ていました。いつもながら、それを見て私は「あっ、今日は25日か。」と気づくのです。毎日の昼食も同様です。私は大抵11:30から昼休みにするので、食事中に人がどっと入ってくると、「12時過ぎたな。」と思ってしまいます。そのくらい、ハッキリとわかるレベルなのです。
これのために、一体どのくらの時間が無駄になっているか考えたことがあるのでしょうか?
12時から昼休みに入ったためにレストランで5分待ったとします。社員1万人いる会社なら1日で5万分の無駄が発生しています。833時間です。時給2千円の正社員なら166万円の無駄遣いになります。1年間の営業日数を250日とすると、4億円の無駄になるのです。いくら大企業と言えども、誰かが4億円の無駄を出したら怒られるでしょう。いや、大抵はクビになるでしょう。でも昼休みを12時に定めることにより、平気で年間4億円の「損失」を出しているのです。
給料日だって同様です。25日をやめて24日にすれば、みんなATMに並ばなくて済むのです。これも社員1万人が5分ずつ並んだとすると年間4億円の無駄になります。
頭がいい人たちが色々な経費節約、生産性向上を議論していながら、なぜこんな簡単で効果的なことが見直されないのか、私は不思議で仕方ありません。