正月休みに読んだ話で、偉い評論家さんがChatGPTを酷評しているのを読んで、「やっぱりな…」と思いました。ChatGPTで創出された文章には間違いが多いどころか、事実と反すること、さらに事実にないことまで書かれていることがあります。これは、その通りでしょう。私も何度か見たことがあります。そして、評論家の結論として「だから、使えないんだ」ということなのです。

思い出せば、世の中にネットが登場した時も同じでした。「インチキ臭い」とか、「ネットの情報は嘘ばかり」とか、そんなことを列挙して、「だからネットなんて使えないんだ」と言った人がいたものです。

自動翻訳もしかり。誤訳が出てきた例を沢山出して、「使えない」と結論づけていました。

いずれも間違ってはいません。ネット上には誤情報が多いですし、自動翻訳は誤訳が多いですし、ChatGPTで書かれた文章には間違いもあります。

でもこれをもって「だから使えないんだ」と結論付けてしまい、新技術を遮断するのはいかがなものでしょうか?

どんな時代でも同じです。新しいものが出ると反対する人が必ずいます。大勢います。

ネガティブな評価が先行するのは世の常です。そんな評価は無視して利点を少しでも多く活用するように努めた人が最終的に勝利するのだと思います。