よく欧米人は相手の目を直視して話すとか、相手のことをじろじろ見るとかいいます。先日、海外生活が長い友人とそんな話をしていたら、確かにその通りで、しかもちゃんとした理由があるということでした。
四方を海に囲まれているため外敵から襲撃を受ける可能性が低い日本と違い、陸続きの国や移民の国は多種多様な人がいて、まったくわからない文化背景を持った人とも日々遭遇しているわけです。そうすると、常に相手のことを警戒し、相手のことを見定めようとする習慣が自然と身についているそうです。今の時代、そんな差し迫った身の危険があることは稀ですが、それでも古来から身に付いた習慣というものがあるしょう。
なるほど、納得です。
そういえば、ある成功した日本の大企業の経営者で同じように相手のことをじろじろと見るクセのある人がいました。もしかすると同じ理由かも知れませんね。
そんな習慣がない私たちは相手からジロジロみられるとつい「感じ悪い!」と思ってしまいますが、納得できる理由があるようです。