少し違うと思います。正しくは、「習う+慣れる」です。私がスキーの練習をしているときに教わったことです。どんなに偉い先生から沢山習ったところで、実際に練習して経験をつまなければ上手になりません。

その一方で、慣れるだけ、つまり経験を沢山積むだけで上手になるかと言えば、それもまた違います。どんなスポーツでも何十年、何百年にも渡り、何万人もの先人たちが積み上げていったノウハウがあります。それと比べると1人で数年練習して得られることなんて微々たるものです。それなら、既に蓄積されたノウハウを教わるのが最高のショートカットでしょう。

仕事もまったく同じです。経験を積んで学ぶことはとても大切ですが、短い人生、自分の経験だけで学べる量なんて微々たるものです。多くの経験豊富な先輩たちが既に経験したことを教わったり、先人たちの経験とノウハウが凝縮された本を沢山読むことで、自分が短い時間に実際に経験できることの何倍もの「経験」を積むことができるはずです。

やはり何歳になっても勉強することは大切です。