お盆の超ピーク時に新幹線が超混雑路線である東海道新幹線の計画運休を発表し、JR駅の窓口に大行列ができたということがニュースになっていました。

これって、不思議だと思いませんか?

ネット時代になり、スマホ1人1台の時代になり、多くの人が朝から晩まで歩く時間すら惜しんでスマホを使っているのです。なのに、なぜ、切符の払い戻しに並ぶのでしょうか?

切符だって、大抵のことはスマホ1台で出来るハズです。予約、購入をスマホだけで行い、乗車だって紙の切符でなく多くはスマホで出来るハズです。なのに、キャンセルや変更、払い戻しには行列を作る必要が本当にあるのでしょうか?

その大きな理由の一つには、JR側の対応遅れがあります。飛行機なら本当に完全ペーパーレスが実現できているのに、JRはいまだに紙の切符を使う場面も多々残っているのは事実です。また特殊な対応などがアプリで出来る仕組みが整っていないもの事実です。「窓口へお越しください。」のメッセージが出ることもあるようです。最終的な段階で「窓口へお越しください。」では、結局昭和時代と何ら変わっていないということです。

またユーザ側にも問題があるでしょう。システム的にはスマホで対応可能なのに、やっぱり窓口に並ぼうとする人が少なからずいるようです。1日4時間~12時間もスマホを使っている人たちが、なぜそんなことをスマホで出来ないのでしょう?一体毎日スマホで何をやっているのでしょう?

IT化といっても、まだまだ表面的なことばかりで、本当の意味では浸透していないのかも知れません。