私が時々書いているネタですが、やはり今でも話題になることが頻繁にあります。

かつてネットがやっと普及し始めた頃は成果報酬型のSEO(Google、ヤフー対策)いうビジネスが多数ありました。初期費用も月間費用も完全無料、SEOを行なった結果、検索順位が10位以内に入ったらいくら、3位以内に入ったらいくらという具合に結果に応じて費用が発生するという契約だったのです。

それがGoogleもヤフーも仕組みが高度化し、さらに順位を決める基準が頻繁に変わるようになったために簡単にはいい結果が出なくなってしまい、今までの成果報酬型のビジネスが全く成り立たなくなりました。

しかし今になって思うに、それは別にSEOに限ったことでも無いのです。

例えば私たちが日々行なっている通常のマーケティングや広告代理のビジネス、ホームページやショッピングサイト制作のビジネスもまったく同じです。成果報酬型では商売として成りたちません。

いずれも単なる技術的なことだけでなく、いやそれ以上に外部要因が山ほどあります。宣伝する商品の価格が法外に高ければどんなに頑張っても売れませんし、商品自体に魅力がなくても売れません。ライバルが増えてきたり、世の中の景気が悪くなってきても厳しいでしょう。いずれも私たち業者では手が出せない要因なのです。どんなにホームページを改善し、どんなに広告に力を入れたところで売れないことだって多々あるのです。

マーケティングビジネスの厳しいところです。