渋谷を歩いていると、毎日のように巨大なスーツケースを持ったインバウンド観光客を見かけます。それも一人一個ではなく、一人二個、いや多い場合は一人三個のスーツケースを器用にゴロゴロ引きずって歩いています。

「そんな量なら、なんで空港や次の目的地に送らないのだろう?」と不思議に思ってしまいます。

ところがですね…何のためらいも不安もなく荷物を送れるのは、実は日本の素晴らしい文化なのです!

まず日本では、一部の離島や遠方を除き、ほぼ全国どこでも翌日に届きます。しかも翌日と指定すれば、ほぼ100%確実、翌日に届きます。これは世界的に見ると極めて珍しいことです。海外では「あり得ない!」という人が多いでしょう。

日本の国土が狭いことや交通網の発達もありますが、何より、正確さを大切にする几帳面な人の性格、文化が貢献していると思います。

それから、もっと重要なことがあります。それは安全性です。

海外の国によっては荷物が頻繁に無くなります。単なるミスによる紛失ということもあれば、盗まれるということもあります。そうなると、大切な荷物は自分で持ち運ぶ以外にありません。

送った荷物が確実に翌日届くことを当たり前だと思いがちですが、実は日本ならではの素晴らしいことなのです。

(※写真はAI生成。背景の看板がかなりイマイチ…)