幸い当社の場合は業者柄もあり全員がChatGPTを始めとする複数のAIツールを使っていますし、(役所系の書類を除き)ほぼ全ての資料類をペーパレスにしています。また、仕事の大部分はクラウドやオンラインで完結するようにしています。

しかし日本全体としては…悲惨です。

昨年このブログに書いた記事の中から拾ってみただけでも「世界デジタル競争力ランキング32位」(*1)、「ChatGPTを使っていない人が8割」(*2)、「大企業に勤める約30%もの人がDX推進にかかわりたくない」(*3)でしたね。もちろん調査にもよりますが、私の感覚からしても大きくは外れていないと思います。(出典 -*1:IMD資料、*2:カウネット資料、*3:IGS調査)

このブログに何度も書いている通り、「自分には必要ない。」「今のままで十分。」「怪しいのでやらない。」とか、やらない理由を並べて逃げる人が多いのでしょう。会社としてそれに気づいていないところも多いようです。いや、国としても「推進!」といいつつ、いまだに紙の書類を要求しているのだから、本気で取り組んでいるとは思えません。

もう、待ったなしです。今年こそ国を挙げて取り組んでいかないと、他の先進国にこれ以上遅てしまっては取り返しがつかないことになってしまいます。