私が大企業に勤めていた頃、先輩から「清水君、サラリーマンとして出世したいのなら、自分のやっていることを徹底して上司にアピールしたほうがいいぞ。」と言われたことがありました。日報や報告書等で簡単にまとめて書くのではなく、自分のやっていること、やったことを事細かにリストアップして書くことで強くアピールすることが大切なようです。

これは社内だけでなく、お客様に対するアピールも同じです。例えば家電製品の修理が簡単だと思われてしまい、「なんでこんなに高いの?」と言われることがあるかも知れません。その場合、1つの修理に必要な作業内容を100個もリストアップしておけば、いかに大変なことをやっているかをお客様に理解していただくことができるわけです。見積もりや請求の金額を正当化するのに大きく役立つはずです。

そして実はこれが単なるアピールや値段の正当化だけではなく、ホームページ上でも非常に有効です。

細かい情報を掲載しておくことにより、その情報を知りたいユーザにとって役立ちますし、こういう内容は検索でも一般に有利とされています。つまり、Googleのエンジンに対して強くアピールできるというわけです。

業種を問わず、例えば、取り扱い商品や業務内容、普段行う作業内容などを出来る限り細かくリストアップしておくことは、ウェブマーケティングやSEOの面でも強くお勧めします。