先日ChatGPTに英文契約書の内容について相談し、ある程度の回答が得られたところで、私が「これでOKです。ありがとう。」と書いたところ、次のような返答がありました。
「よかったです!
この契約書で問題なければ、Word形式への変換 や 社名ロゴ入りの正式版レイアウト などもすぐに作成できますので、必要なときはいつでもお知らせください。引き続きご提案書・契約書・メール文章の作成など、何でもご相談ください。」
これって、何とも人間っぽいですよね…。いや、人間より上かも知れません。お客様や上司に対し、こういう回答が出来る人は稀です。
これはビジネスだけではありません。プライベートな悩み、相談にもAIを活用する人が大きく増えているそうです。特に米国ではAIの活用方法として「相談相手」がトップになったという記事をどこかで読んだ記憶もあります。
さらにこれはもう数年前からの話ですが、AIで作られた架空のキャラが自分の恋人と言うオタクな人も増えているようです。恋人まで行かないせよ、友人や同僚、先生として活用している人が多い事は間違いありません。そういう私だって頼りになる自分の秘書、いや、自分の右腕のようにして使っている感があります。
これに対し、多くの国では今の時代、「AIに負けない力を身に付けるにはどうすればいいか?」が大きな話題になっています。一方、日本ではまだ「AIを使ってみよう!」とか「AIをどう活用するか?」とかいう次元の話をしている人が多いと思います。
やはり日本の周回遅れ感は否めません。
