これ、私が十代の時に初めてヨーロッパで電車に乗った際、驚いたことです。日本と違い駅に改札がないのです。そのまま誰にチケットを見せるわけでもなく、電車に乗ることができます。そして席についてそのまま目的地に向かうだけなのです。
で、なんと目的地の駅でも改札がありません。
これって、つまりいくらでも無賃乗車できると思い聞いてみたところ納得。
抜き打ちでチケットの検査がちょくちょく入るそうです。そしてもしチケットを持っていなければ大きな罰金が発生します。なのでそのリスクを考えると、大抵の人はちゃんとチケットを買って乗車するとのことです。
そういえば、長距離列車だけでなく、街中を走るバスでも日本や米国と違い運転手にお金を払うことがありませんでした。これも同じ仕組みだそうです。
よく考えてみれば、それで大半の人が罰金を恐れてちゃんと料金を払って切符を買っているのなら、それで良いのではないでしょうか。改札を設けないことにより、人件費や設備代の非常に大きな節約になるわけです。混雑を避けることもできるでしょう。時間の節約にもなるわけです。
もちろん改札を作り、厳しくチェックすることと比べ、100%無賃乗車を防げるわけではありません。統計は知りませんが、おそらく1-2割の人は無賃乗車していることかと想像します。ただ、それでも改札を維持することのコストの方が、はるかに高いことは間違いないでしょう。
徹底して100%完璧を目指し、そのためにコストも時間も度外視してしまう日本の文化と、あくまで効率を重視する文化との違いだと思います。
