昨日、ブレインストーミングでは多くの意見が出すぎて方向性を見失う失敗例を書きました。
では反対に、成功する例とはどういうものなのでしょうか。
私がこれまで見てきた中で、「上手だな」と思ったのは次の方法です。
1. 会議の前に議題を共有する
会議の前に議題を参加者に伝えておき、開始前に発言すべき意見を端的にまとめておいてもらう。(その場で考えると、思い付きで不要なこと、必要ないこと、重要でないことも、ついつい言ってしまう。)
2. 会議時間と発言時間を決める
会議の終了時間を決めておくのはもちろんのこと、一人一人の発言時間も決めておくこと。(そうしないと、延々と話し続ける人が必ず出てくる。)
3. 発言は原則1回にする
事前準備をしているのだから、発言は1回限りと決めること。(無制限にすると、思いつきの意見や重要でない話まで次々と出てくる。)
4. リーダーが最終決定権を持つ
リーダーは最終決定権を持つこと。みんなの意見は聞くものの、最終判断はそのリーダーが責任を持って行うと決めておくこと。(プロジェクトは民主主義ではない。多数決を取ったり、多くの人の意見を延々と聞いたりしていては、前に進めない。)
5. 目的・手段・予算・時間を明確にする
目的、手段、予算、時間などの主要項目を明確にし、文書化して全員で共有しておくこと。(そうしないと方向を見失い、まとまりのない議論になってしまう。)
より良いものを目指したい気持ちは理解できます。しかし、全員の意見をすべて取り入れることはできません。限られた条件の中で、最善の結果を目指すべきなのです。そのためには、上記のような明確な進行ルールが不可欠だと思います。
