ホームページを制作する際には、大きく分けてデザイン作業とコーディング作業の2つがあります。

ある程度の規模のプロジェクトでは、この2つは別の人が担当しますし、さらに大規模なプロジェクトになると、それぞれに複数名ずつ担当者がいることもあります。一方、小さなプロジェクト、例えば小企業の5ページ程度のホームページ制作であれば、1人の担当者がこれらすべてを行うこともあります。

大規模なホームページ制作を1人で行うのは難しいですが、小規模なものだと1人で両方を担当したほうが効率的な場合もあります。それは、デザインを作る段階でコーディングのことを意識してコーディングしやすいようにデザインできるからです。コーディングを考えながらデザインを作成していく、いわば同時進行の作業も可能になります。

ところが、その一方で問題もあります。

コーディングをする人がデザインも手がける場合、どうしても自分がコーディングしやすい、楽なデザインになってしまうのです。自分が以前作ったことのあるレイアウトをそのまま使えば、コーディングは格段に楽になりますし、新しく調べたり考えたりする必要もありません。そのため、つい同じパターンのデザインレイアウトになりがちです。

一方で、デザイナーがコーディングの難易度を気にせず自由にデザインする場合、より斬新なものが生まれる可能性があります。

どちらにも一長一短がありますが、これまでとは違うものや斬新なデザインを狙いたいときは、小規模なホームページ制作であっても、あえてデザイナーとコーダーを分けるのが最も良い方法だと思います。