一時期、あちこちで言われていた言葉ですが、最近はあまり耳にしなくなった気がします。決して使われなくなっているわけではないはずです。もしかすると一般的な概念として定着し、あえて言及されなくなってきたのかもしれません。

「アーンドメディア(Earned Media)」とは、SNSやマスメディアのウェブサイト、他人のブログなど、第三者が運営するメディアのことを指します。厳密には媒体そのものを指す言葉ですが、実際には「それらに掲載されること」という意味で使われることも多いようです。

これに対して、自社のウェブサイトや自社で管理するSNSは「オウンドメディア(Owned Media)」、広告費を支払って掲載してもらう媒体は「ペイドメディア(Paid Media)」と呼ばれます。

アーンドメディアの特徴として、ペイドメディアと違い掲載期間の制限がなく、基本的に無料であること、そしてうまくいけば自然に拡散し、(=「バズる」)、大きな波及効果を生む可能性がある点が挙げられます。とくにSNSなどで大きく拡散されると顕著な効果が期待できます。

一方で、内容を自分でコントロールできないこと、そもそも掲載されるかどうかも確実ではないという点がデメリットです。

有名な大企業であれば、何かをすれば自然とアーンドメディアに取り上げられることもありますが、無名の企業の場合は、相当な工夫と努力をしなければ実現は難しいでしょう。

したがって、オウンドメディアとペイドメディアをうまく使い分け、その結果としてアーンドメディアに取り上げられるような戦略を上手に考えて立てることが重要なのです。