「派遣」という制度があるのは、意味不明な労働法が存在する日本くらいだという話を以前どこかで読んだ記憶があります。確か 堀江貴文さん(ホリエモン)の本だったような気もします。
日本だけかどうかは私も分かりません。ただ、少なくとも英語には派遣を完全にそのまま表す単語がない気もします。珍しい制度であることは確かなのでしょう。
さて。
私の会社でも時々、派遣会社に相談することがあるのですが人材を探していて、いつも気づくことがあります。
それは、募集されている仕事の多くが、仕分け作業、コールセンター、オペレーターなど、比較的単純作業系のものだということです。その一方で、人事、経理、文章編集、ライティング、翻訳など、少し専門性のある仕事はほとんど見かけません。
これは、そうした仕事を派遣会社経由で依頼する企業が少ないのでしょうか。それとも、そういうスキルを持つ人たちは、そもそも派遣登録をしないのでしょうか。あるいは、正社員として企業に囲い込まれているのでしょうか。
なかなか興味深いところです。
ただ、間違いなく言えるのは、日本は先進国の中でも生産性が低く、労働集約型の仕事が今なお驚くほど多く残っているということです。だからこそ、こうした派遣需要が大きいのでしょう。
しかし、これからはAIの時代です。人の働き方も、労働市場そのものも、大きく変わっていくはずです。当然、派遣という働き方や仕事内容も大きく変化していくでしょう。
というより、変わらなければ日本は本当にマズいと思います。
