先日発表されたDun&Bradstreet 社のPayment Study 2026レポートによると、多くの国において請求書が期日通り支払われる確率は概ね半分程度ということです。

(*Dun&Bradstreet Payment Study 2026を元に弊社で作成)
私が個人的に興味がある国を10か国ピックアップしてまとめみました。この中で見るとタイがダントツに優秀で74%もの企業が期日通りに支払っており、たとえ遅れても99.50%が3か月以内に支払ってくれているということになります。次にドイツが優秀です。ドイツは何となくお国柄のような気がします。タイは仏教の影響が強いのかも知れません。一方、メキシコはわずか32%しか期日通りに支払っておらず、3か月越えの遅延が5.1%もあります。
面白いのは米国や英国など、ビジネス先進国が意外と期日を守っていないということです。両方とも訴訟社会だし、企業間取引では厳しい契約書があり罰則も定められているのですが…逆に言うと、だからこそ契約書が厳しいのかも知れません。
それからちょっと興味深いのがフィリピンです。期日内に支払う割合は61%と比較的高いのですが、遅れた場合に90日を超える割合が14.20%とダントツに高いのです。なぜか両極端なのですね…。
日本に関する統計は見当たりませんでしたが、私の経験では95%以上が期日通りに支払っています。弊社お客様でこの10年で見ると、上場企業や公的機関では99.9%が期日通り、個人事業や中小企業でも90%以上は期日通りに支払ってくださっています。それだけ弊社が素晴らしいお客様に恵まれている証でもありますし、日本企業全体が、そのくらい優秀だということもあるでしょう。
各経済指標だけで見ると日本は他の先進国に大きく遅れることが多々ある一方で、期日をキッチリ守ることは世界に誇るべき、日本の素晴らしい点だと私は思います。
