最近読んだ米国のジョークでこんなのがありました。

A: I am fast at calculation.
B: So, what is 256 x 683?
A: 5638
B: It’s not even close.
A: Yes, but it was fast.

「私は計算が速い。」
「では256 x 683は?」
「5638」
「全然違うよ。」
「そうだよ。でも速かっただろ?」

計算が速くても間違っていたら何の意味もありません。当たり前のことですね。

でもこれ、仕事では日常的にあることです。
今日、私自身もお客さまに大急ぎ出した見積書の計算が全然違い、大ひんしゅくを買いました。まあ親しい相手だったので笑い事ですみましたが、そうでなければ信頼を大きく失い、取り引き中止になっていてもおかしくないことです。

そういえば…。
まだ20代だった頃、当時の上司から「清水君は仕事は速いけど、間違いが多い。せめて提出する前に一回読み直せ。」と言われたのを鮮明に覚えています。そのときの同僚は逆に遅いけど正確だったので、「お互いを見習え。」ということでもあったのですが。

今でも同じですね。スピードと正確さを両立させることは仕事の基本中の基本です。改めて肝に命じるようにしたいものです。