そんな調査結果を読みました。米国のリモート勤務の話ですが、恐らく日本でも同じでしょう。リモートだけでなくリアルでも同じだと思います。
最近では内勤なら上司が目の前に座っているという監視やビデオカメラによる監視だけでなく、パソコンに向かっているか、パソコンはアクティブか、ページはスクロールされているか、キーボードが動いているかなどは完全自動で監視できるようになりました。
営業だって同じです。上司が付いて回らなくても営業マンがどこにいるかはGPSで簡単に監視できます。訪問した会社、移動した距離も一発でわかります。監視する側としては極めて楽ですね。
その一方で監視される側としてはどうでしょうか。
そこまで監視されていると、今度は監視対策を考えてしまいます。内勤ならとにかくなんでも良いからパソコンを叩いていること、営業ならとにかく訪問件数を増やすことに集中するはずです。そればかり気を取られてしまうかも知れません。そうすると生産性は上がるどころか大きく低下してしまいます。
どんな職種、どんな立場でも同じです。適度なコントロールは必要ですが、過剰な監視は逆効果であることを知っておくことは大切です。