何かのアンケートで20代の会社員に理想の上司を聞いたところ、上位1番2番に入っていたのが「褒めてくれる上司」と「一人一人親身に教えてくれる上司」ということでした。

これが昭和時代でしたら厳しくしかり指導してくれる上司が良い上司でした。そして新入社員のうちに厳しく指導を受けることによりその後大きく成長し、その時の厳しい指導のありがたさが後になってわかるいうのが理想的な成長でした。

ところがですね…。
もちろん時代は違います。

今では学校でも同じですが、厳しく指導されるとすぐに反発し、やめてしまう社員がたくさんいます。パワハラといって指導した上司が逆に訴えられる可能性もあります。

長期的な成長を考えるよりも、とにかく快適に気持ちよく仕事をしてもらうために褒めて成長させる方が時代に合っているようです。

また一人ひとり親身に教えてくれる上司と言うのも同じです。
職場は学校ではないので、一人一人教えてもらうことを職場に期待する事はそもそも間違っています。

でもこれはもう時代が違うのでしょう。学校を卒業し、会社に入ってお金をもらう立場になっていながら、会社は勉強するところだと思ってる人もたくさんいるのが現実です。

なかなか難しいところですが、できる限り時代に合わせつつ方針を立てていかないと良い社員を確保する事は難しいのかもしれません。