今日、ある多言語ホームページの文字化け問題を対処しながら、ふと思い出しました。私がパソコンを使い始めた90年代後半は、日本語のホームページやメール、印刷物が頻繁に文字化けしていたものでした。

届いたメールの本文が全部「?」になっていたり、変な漢字みたいな文字になっていたり、記号になっていたりというのは1日1回はあったと思います。あとWordで作った資料を印刷すると、なぜか文字化けして出てくることもありました。

今の時代、滅多にないですね。(世界的には特殊な文字である)日本語のホームページも、海外で開いて文字化けすることが少なくなりました。WindowsやMacがデフォルトでも多言語対応になったことや、文字コードの多くが統一されてきたこと、メールシステムやブラウザが自動対応するようになったことなど、色々な改善があったのだと思います。今ではホームページ、メール、印刷物共に文字化けすることは稀です。

話題になることはありませんが、これも(地味だけど)大きな技術進歩だと思います。