ダイソンなど海外高級ブランド製の羽無し扇風機が日本に入ってきた時は、お洒落だし、今後はコレが主流になるかと思いました。しかし、いまだに扇風機は羽があるフツーの扇風機が主流ですね。羽が無いタイプは高級ホテルなどで時々見る以外には滅多にない気がします。

なぜでしょう？

一つには値段が高すぎることでしょう。羽有りのフツータイプなら1万円以下で買えるのに、羽無しタイプは数万円します。オシャレというだけでこの値段差は庶民にはキツイです。

それから…見た目が何となく涼しくないというのが、実は大きな要因ではないでしょうか？写真のような扇風機なら見るだけで涼しい気になりますが、羽無しタイプは見た目で涼しくありません。風量だって羽ありと同じレベルにちゃんと出ているにもかかわらず、何となく風が少ないような気もしてしまいます。

火が実際におきている石油ストーブの方が電気ヒーターより暖かく感じるのと同じです。

やはり、長年しみついたイメージというのは簡単には壊れないものです。