普段使っているブラウザGoogle Chrome上にはクレジットカード番号がいくつか記憶されており、使いたいカードを選べば番号などが自動入力されるので、最後に三ケタのCVCコードを入れるだけで完了します。超ラクです。また、これを使うためにはまずパソコンにログインし、Googleにもログインしなくてはならないので、悪用される心配は低いのです。そしてさらに3ケタのCVCコードはブラウザ上に記憶されない仕組みで、これを入力しないと先に進めなくなるので、ある程度のセキュリティがあると言えます。

このスクリーンショットのように記憶されているカードの一覧が出てくるので、この中から今回使うカードを選べば番号が入力され、最後にCVCを手入力すれば完了です。

そして今回さらにそれが強化されて、(後ではなく)先にCVCを入れないと記憶されているカードの番号が出てこないようになりました。

なるほど…。

この方法なら、CVCを入れない限り記憶されているカード番号が自動入力されないので、万一パソコンを盗まれてログインされても犯人がCVCを知らなければカード番号が盗まれる心配はないというわけです。

手順を少し変えただけの改善ですが、これで一段と安全になったというわけです。こうした小さな改善の積み重ねが強固なセキュリティにつながるのだと思います。