「捕らぬ狸の皮算用」って、割と一般的に使われていることわざですね。単に、例えば大きな話をした後で「いや、これは皮算用だけどね。」なんて言うこともあります。一般的には実現していないのに過剰に良い結果を空想することをいい、ネガティブな意味で使われています。

しかしですね…。

ビジネスの世界では、目標決めて実現計画を立てることは需要です。その目標も単なる数値だけではなく、それを達成したらどういう効果があるかを具体的に想像することはとても大切です。「捕らぬ狸の皮算用」が必要なのです。

ビジネスだけではありません。例えばスポーツでも成功した時の自分を頭に描くイメージトレーニングは大切ですね。勉強でも同じです。最初に目標を決めて、それを達成した時の自分をしっかりと思い浮かべることが成功につながると言われています。

うまく行ったときのこと、大成功した自分の姿を想像し、それを目標として頭にしっかり置いておくことは良いことのはずです。「捕らぬ狸の皮算用」をいい意味で利用すると、いい結果につながると思います。