そんな興味深い記事を読みました。

2023年4月19日 日経転職版

この調査によると、50代のサラリーマンではTOEIC499点以下と900点以上で年収差が360万円あるそうです。さらにグラフを見ると、低得点から高得点に向かって綺麗に比例していることがわかります。さらに年齢が上がるごとに格差が広がるということです。

まあ…確かに、様々な意味で説明できるような気がします。

ただし、英語力そのものに対してプラスアルファが支払われていることは稀だと思います。それより、英語ができる方が仕事のチャンスが格段に広がるという方が大きいでしょう。社内でも対応できる職の種類が増えますし、同じ仕事をやっていても英語の文献を読んだり英語で対応できたりすると仕事の質があがります。また英語力により転職の選択肢が大きく広がることも間違いありません。

あと別の面としては、英語で高スコアを取る人は他の勉強もできる可能性は高いわけです。上位の大学を出ている人も多いでしょう。さらに、そういう前向きな努力をする人であれば、仕事だって人より努力する可能性は高いでしょう。

英語に限ったことではありません。スポーツでも学歴でも、何か別のビジネス資格、いやそれだけではなく、仕事に関係ないことでも同じです。何か1つを成し遂げた人、何かの成績がずば抜けて良い人は、比例して仕事もできる人が多いし、それに伴い年収も高い人が多いのだと思います。