「ゆるブラック」という言葉が昨年ネットで話題になったそうですね。内容としてはこのブログで一度書いている「楽しい職場の誤解」という話に似ています。

2023/12/10「楽しい職場」の誤解

働き方改革という名の下で残業規制やパワハラ防止、有給完全消化などが浸透してきました。これ自体は素晴らしいことなのですが、その一方で、やりがいや達成感が低下しているということが起こってきました。そして毎日は明るく楽しいものの、本来なら仕事から得られるはずの喜びや満足感がなくなっているわけです。また自分が成長していくという実感もないでしょう。

こういう職場環境を「ゆるブラック」というわけです。長時間労働や過剰なくらい厳しい職場の対極にあるものです。

これが話題になったということは、つまり、多くの人たちが楽なだけの仕事には疑問を持ち始めているという証です。特に転職やキャリアアップ、起業などを考えている人からすると、今が楽でも自分が成長できない環境は大きくマイナスです。厳しい上司の下で毎日残業してでも沢山学び、達成感を味わい、自分を成長させたいと考える若者が少なからずいるのだと思います。

会社としては今の時代に過剰な残業を強制することはできませんし、過度に厳しくすることもできません。その分、仕事自体は以前よりより厳しくし、社員が色々な意味で学ぶような環境を考えることが必須なのだと思います。