昨日書いた質問しない文化について友人と話をしていてふと気づきました。
今のテクノロジーであるGoogle検索もChatGPTも質問して使うツールです。ということは、質問力が苦手なら、これらを使うのも苦手なはずです。
Google検索は、単純にキーワードを入れるだけの検索なら簡単ですが、複合キーワードで検索したり文書で検索したりするにはある程度の慣れが必要です。また、例えば家電や何かのアプリ、メールソフトなどでエラーが出た時はそのエラーメッセージを丸ごと入れて検索すれば大抵は答えが出てくるのに、それを活用している人は案外少ないものです。それどころか、サポートデスクに電話して、「動きません!困りました!」と叫ぶ人も多いようです。これは質問力が弱いのと無関係ではないでしょう。
ChatGPTだとさらに顕著です。的確な質問ができないと的確な回答は返ってきませんね。先日書いた通り、ChatGPTに指示する時だって同じです。
もしかすると、日本てはまだまだChatGPTの活用が少ないこと、いやそれ以前にそうした世界的なツールが登場しないのも、そんなところに一因があるかも知れません。