そういう傾向が強いそうです。なので、どこのメーカーも小学校、中学校の授業で使うパソコンとして導入してもらうために力を入れています。学生や教員向けの特別値引きであるアカデミック割引などは昔からありますが、学校教育でもパソコンやタブレットが使われるようになったため、ますます大事になっています。

学校で初めてパソコンに触れた子供はその印象が強く残り、その後、家で使うパソコンも大人になって自分で買うパソコンも同じものにする可能性が高いのです。つまりメーカーにとっては、最初に使うパソコンにしてもらうことが長期戦略的に非常に重要です。

確かに、パソコン以外でも例えば車なども同じ傾向がありますね。教習所で乗った車と同じ車を免許取得後に買う人が多いでしょう。また最初に買った車と同じブランド、同じメーカーの車を(何か大きな不満でもない限り)次に買うときも選ぶわけです。

新入学生、新社会人を取り込むことは、メーカーにとって最重要課題なのです。