世界各地に拠点があるグローバルな外資系企業にありがちです。

もちろん国や企業の文化にもよりますが、私自身勤めていた外資系企業2社は両方ともそんな感じでしたし、今お付き合いがある海外企業も同じ感じです。

大抵の場合、本社には沢山の人がいて仕事が細かく分かれており、色々な面で比較的余裕があります。特に離陸期を終えて安定飛行して成長している会社は、社内の雰囲気もゆったりしているところが多いでしょう。

一方、そんな会社でも海外支社には5名しかおらず、全員が色々な仕事を兼務していることも多々あります。そしてお客様に一番近いという現場の立場から、日々、時間に追われています。何かの問いあわせに対して短期間での回答や、製品に対して短期間での納品をお客様から厳しく求められることもあります。そしてそれを本社に依頼したところ…。「担当が休みだから2週間後に回答する。」なんて簡単に言われてしまうのです。「お客様が待っているんだ。急いでくれ。」と言ったところで、「休みなんだから仕方ないだろ?」と返されてしまいます。大きな時差がある場合など+1日必要ですし、日本とは異なる休日がある場合はさらに長引きます。

文化の違いもあります。支社が日本やドイツのように納期厳守の文化が強いところにあり、その本社がイタリアやフランスなどラテン色が強い国にあれば、さらに文化的なズレが生じます。

日本国内の大企業でも似たようなことはあります。時差や文化の違いがないだけマシですが、本社には現場の緊張感がない上にセクショナリズムが強いため、対応が遅くなるものです。日々お客様から直接クレームを受けている現場としては苛立つのみです。

本社と支店の温度差。多くのビジネスで共通する悩みの種です。