多くのことに共通しています。

身近な例としては家電の不具合があります。洗濯機がちゃんと機能せずに洗濯ができなったとします。その場合、以下の原因が考えられるでしょう。

1.電源が入っていない。
2.電源は入っているが電気が来ていない。
3.水道が出ていない。
4.洗剤を入れ忘れた。
5.洗濯機のボタンを押しても回らない。

修理を依頼するとしても、このいずれかで相手先が異なってくるのは当然です。3や4が原因なのに家電メーカーや販売店に依頼しても解決できませんね。専門知識がなくても1-5の判断なら素人でも出来そうなものですが…何も考えずにメーカーに電話する人が意外と多いものです。

メールが送信できないときも同じです。社内で同じシステムを使っている人は全員だめなのか、自分だけかで原因は異なりますし、送信先としてすべての人に送れないのか特定の人だけに送れないのかで原因は明らかに異なります。いずれも専門的な知識は一切不要です。

ビジネス上のトラブルでも、対人トラブルでも、同じです。

すぐに人に頼らず、最低限でも問題の切り分けくらいは自分で試みたいものです。