Facebookで見つけた米国発のIT関係者向けジョークでこんなのがありました。

お客:デジタルクーポンはどこで入手できる?
店員:アプリをダウンロードしてください。
お客:どうやってアプリをダウンロードする?
店員:ウェブサイトにリンクがあります。
お客:どうやってウェブサイトに行ける?
店員:ブラウザを開いてください。
お客:ブラウザって何?
店員:これ以上、お手伝いできません。

IT関係者の多くはこれを読んで笑ったでしょう。私も笑いました。

が、しかし!
コメントが200以上も書き込まれていて、その内容は完全に賛否両論なのです。

多くのIT関係者は「よくある話だね。お客さんのサポートも大変だよ。」「自分の両親と同じだ。」という調子なのですが、ユーザ側としては、「デジタル化で不便になった。」とか、「紙のクーポンなら一発だよ。」という具合です。

一方、IT関係者の中には、「店員がそのくらいのサポートをできなくてどうする?」「アプリもブラウザも専門用語だということすら店員は気づいていないのか。」という厳しい声もありました。

いずれも正論ですね。

デジタルツールはまだ過渡期です。あと30年もすればこんな会話は消滅するかも知れませんが、現時点では両方の人が混在しています。

私たち関係者としては出来る限り柔軟に、出来る限り広くサポートできるように普段から鍛えておきたいものです。