このブログに何度となく書いているものの、やはり気になって仕方ないのでまた書いてしまいます。

無駄な報告書作りと同様、無駄な会議資料作りもこの令和の時代にまだ沢山あるようです。先日大企業に勤める友人と話していて痛感しました。

自分が出席する社内の会議で使う資料、さらに上司が出席する役員会議で上司が使う資料の作成に日夜明け暮れている人が結構いるようです。朝9時から夜の11時くらいまでかかって作っています。もちろん紙の資料です。それが年1回なともかく、週に1回とか、それ以上の頻度なのです。そうなると、その人の職務自体が社内の資料作りということになってしまいます。

別に資料自体が必要ないとは言いませんが…そんなに時間をかける必要があるのでしょうか?しかも内容だけでなく、見かけを整えるのの異常なほど時間を使っています。

お客様へ出す資料なら分かります。内容も見かけも大切でしょう。しかし社内の資料で見かけにそれほど時間をかける必要があるのでしょうか?また本当に資料は必要なのでしょうか?今の時代なら必要なデータをクラウドでシェアし、事前に確認しておく方法などはないのでしょうか?

日本の生産性が世界的に非常に低いのは、(毎度ながら)この辺に理由がある気がします。