日本の大企業などにある事業部制では他部門との融合ができないという話を読み、とても納得できるものがありました。

例えば家電メーカーで再生装置と録音装置を別の事業部で作っていると、再生装置に録音機能を付けるということができません。その発想すらないでしょう。さらに、そこに電話が付き、カメラとビデオが付き、クレジットカードが付き、パソコンまで付いたという、今のスマートフォンが生まれることは決してないわけです。

そういえばスティーブジョブズがiPhoneの前、iPodを作る際に音楽会社を持っている日本の家電メーカーを訪れて相談したところ、「それは違う部署なので出来ない」と言われ、大きく失望したそうです。せっかくハードとソフトの融合という、素晴らしいことが実現できる米国企業にはない高いポテンシャルが日本メーカーにあったにも関わらず、米国にそれを譲ってしまったわけです。

「縦割り」は役所だけではありません。

多種多様な業務をこなすことが出来る日本の大企業が、その強みを発揮するためには抜本的な改革が必須だと思います。