「ミスが2つも3つも重なった時に大惨事が起こる」というのは、今年の元旦に起こった航空事故の解説で言われていたことでした。人の命を預かる公共の交通機関、医療などでは特にそうでしょう。

ただ、多重ミスが大問題につながるということは、どんな仕事でも通じるものがあります。事務上のミスでも同じです。

先日、請求書が間違っているというご指摘をお客様からいただきました。請求書は自動で作られているので間違いはないハズなのですが…。調べたところ、そのシステムに担当者が数週間前に手を加えた部分に間違いがあったことが判明しました。そして機械で作られて請求書と言えども私が送る前に必ずチェックしているものの、なぜかその時に限り、時間に追われていたためよく見ずに承認してしまったのです。まさに二重ミスで起こった問題だったわけです。

幸い親密先だったので、大事になりませんでしたが、請求書の内容を間違えるなんて大恥です。ビジネスとして絶対に起こしてはならないことです。

二重のミスが通ってしまったことは、さらにミスを防ぐ対策を追加して強化するしかありません。