古典的な日本の大企業は会議が大好きです。それは有名な話ですね。
そして、それらの企業は大きな会議の準備をするための事前会議というのがあります。偉い人が沢山参加する会議で恥をかかないように、事前の準備会議をするのです。そして、ただそれだけのための会議資料作りに、何人もの人が膨大な時間を費やします。
こんなのは日本だけだと思いきや…米国の、しかも最先端の超一流企業でもあるようです。今日読んだ記事ではアマゾンの話が出ていました。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-09-16/SJX5GQT0AFB400
米国のアマゾンではリモート勤務を中止し、管理職を大幅削減することを発表しています。会議準備のための会議を大きく疑問視しています。
まあリモート勤務の中止はIT企業といえども当然になってきました。そして「会議準備のための会議」を問題と認識し、改善しようとしています。それに加え、アマゾンのように何兆円という単位で稼いでいる最強企業もコスト削減を断行するのがすごいです。
だからこそ、最強を保てるのでしょう。何十年にも渡り会議のための事前会議を問題視せず、役割不明の管理職も削減しようとしない日本の古典的な大企業とは大きく違うところです。