そんなことを若い友人から聞かれて、困ってしまいました。そういえば最近そんなことを気にしたこともありません。電話をかけるということ自体が非常に少なくなってきたためでしょう。
携帯電話が今ほど普及する前の時代なら、相手の会社が始業時間にならないと電話がつながらなかったため、その時間以降にかけるのが常識でした。夜なら終業時刻、大抵は17時、18時までにかけるものでした。大企業でも人によっては直通電話があり、その場合なら朝はやはり始業時間からでしたが、夜は20時くらいまでなら常識の範囲内でした。
ところが今は会社でなく個人の携帯にかけることが多くなったため、始業時間とかが関係なくなってしまいました。さらに働き方の多様化が進み、朝の出社時間が早くて8時、遅くて11時とバラバラになってしまいました。朝8時出社の人であれば、当然8時でOKです。でも11時出社の人に向かって8時に電話をすれば早すぎるでしょう。まだ寝ているかも知れません。
基本的には朝9時以降なら常識の範囲内ですが、安全のためには10時以降にするのが無難ですね。あとは朝イチの必要がなければ、相手がよくかけてくる時間にするのがベストです。
メールやチャットと違い、時間を選ばなくてはいけないのが電話の不便なところだと思います。