そんな話を読んで、思わず笑ってしまいました。でもまったく、その通りだと思います。

よく言われていることですが、幸福度と平均睡眠時間は比例します。幸福度が高い国ランキングと国民の平均睡眠時間ランキングは、ほぼ一致するそうですし、色々な調査でも2つが相関することが認められています。(ただし9時間越えはマイナスの影響もあるようです。)

また、生産性にも直接影響があり、睡眠不足による国レベルの経済損失は年間1兆円を超えるとも言われています。

難しい学術はともかく、これは経験則とも一致しています。

私の場合、1日7時間~8時間がベスト睡眠時間で、これより少ないと翌日やや調子が悪く、逆に(滅多にありませんが)9時間を超えると体がだるくなります。7時間寝た次の日は目覚めがよく、朝から元気いっぱい、仕事やる気満々、仕事後のスポーツも疲れ知らずでタップリと楽しむことができます。

別に睡眠不足だからといって機嫌が悪くなって当たり散らすようなことはしませんが…かと言って、何となく顔色に出ている可能性は否定できません。仕事の生産性も明らかに低下しているのが自分でわかることがあります。

堀江貴文さんは「睡眠を削っても時間は作れない」と本に書いていました。まったくその通りです。

努力してでも生活のリズムを変えて睡眠時間を十分に確保することは、あらゆる面でプラスになると思います。

【参考文献】
内閣府経済社会研究所「生活の質に関する調査結果」
名古屋学院大学「行動や習慣が主観的幸福度に与える影響」