デジタル技術、デジタル関連経済がいかに急成長しているかということを考える際、1980年にアメリカの学者アルビントフラー博士が発表した「第三の波」という話が時々引用されます。

第一の波は農業社会、第二の波は工業社会、そして第三の波はIT(デジタル)社会という話です。

その中で(諸説ありますが)農業社会は1万年前の農業革命をきっかけに始まり、工業社会は200年前の産業革命をきっかけに始まったと考えられます。そしてIT社会は1995年にWindows95が発売されたあたりから急速に成長しました。その間、わずか30年です。

(グラフは生成AIを使って弊社で制作)

現在のデジタル産業の時価総額、市場規模、普及度合いを考えると、いかにデジタルが農業や産業と比べてあり得ないくらいの速度で急速に広がったかということがわかると思います。「ついていけない…」という人が後を絶たないのは無理もありません。

BBT大学院・大前研一学長の説によると、次にAI社会というのが到来するそうです。これが更に短い期間で急激に広がっていくのは想像に難くないでしょう。我々ビジネスマンとしては、無理をしてでも自分をアップデートして付いていくようにしたいものです。